抜け毛予防

日本人はイソフラボンの摂り過ぎ?

イソフラボンは、食品で言えば主に大豆製品に多く含まれています。
いわゆる大豆イソフラボンと呼ばれるものです。
ヘルシーかつ良質なタンパク源として昔から食されてきましたが、それだけでなく非常に優れた健康効果が期待出来るとして近年注目を集めています。
さらに嬉しいことに、アンチエイジングにも効果大なので、女性にとって強い味方となってくれるのです。

良いことずくめに思えるイソフラボンですが、どうやら日本人は摂りすぎではないか?という疑問の声も上がっています。
というのも、日本人は昔から積極的に大豆製品を食してきたからです。
昔ながらの伝統的な日本食には、大豆が様々に加工して使用されています。
調味料である味噌やしょう油は大豆を発酵して作られていますし、納豆も同様です。
さらには豆腐やおからに加工されたり、炒ってそのまま食べる場合もあります。
大豆製品を好んで食べている人は、確かに推奨されている量よりも多い場合があるかもしれませんね。
イソフラボンの1日の摂取量として推奨される上限が、70~75mgと言われています。
例えば、納豆であれば大体2パックで十分という量になります。
普段から日本食を食べていて、自然と食品から栄養を摂取出来ているようであれば、特に問題はないでしょう。
あまり過剰に食べるのは考えものですが、大豆製品には摂りすぎたイソフラボンンの働きを抑制する力もあります。
そこまで心配し過ぎることはありません。
むしろ気をつけたいのはサプリメントなどで摂取する場合になります。
普段の食事で十分量が摂取出来ているような人は、サプリメントは避けた方が賢明ですね。

また、使用する場合にはきちんと用法容量を守るようにしましょう。
イソフラボンの過剰摂取による弊害は、特に閉経前の女性に多いようです。
血液中のホルモンが増加することで、卵巣の機能に障害が出るケースが見られます。
自分の生活習慣(特に食生活)をきちんと見つめ、それに合った対処方法を選びましょう。
出来れば、普段の食事から自然に栄養を取ることが望ましいですね。