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イソフラボンを多く含む食品とは?

イソフラボンを食品から摂ろうとした場合、1番に思い浮かぶのが大豆です。
ひと口に大豆といっても、そのままでは使用用途が限られてしまいます。
けれども、比較的育てやすく、なおかつ良質なタンパク質である大豆は、昔から様々な工夫でもって食されてきました。
ですので、イソフラボンはいろいろな形で食卓に登場することが出来ます。
ワンパターンにならず、飽きることなく摂取出来るので、毎日の食事の質を向上するためにもお勧めです。

大豆は多くの加工方法があります。
まずは大豆を発酵させる方法です。
自然の菌の力を借りて、発酵分解することで旨味や栄養も増していきます。
さらに、発酵することで日持ちがするようになるため、昔の生活には欠かせない方法でした。
調味料の味噌やしょう油、納豆などが代表に挙げられます。
ちなみに、味噌に含まれるイソフラボンはアグリコン型と呼ばれ、通常のイソフラボンよりも腸での消化吸収が圧倒的に良くなっています。
調味料なので、1度に大量の味噌を食することは出来ませんが、お味噌汁などで日常的に味噌を摂取していきたいですね。

その他には、茹でてすり潰し、固める方法があります。
この方法で豆腐が出来上がりますが、製造過程で作られるおからや豆乳も立派なイソフラボン供給源となります。
豆腐も大きく分けてきぬともめんの2種類がありますが、水分量の多いきぬのほうが、多少イソフラボンの量は少なくなっているようです。
近頃では、若い世代に豆乳も人気となっています。
ジュース代わりに飲めるような、飲みやすい豆乳飲料も種類が多く発売されていますので、なかなか自炊が出来ずに食生活が乱れがちな人にはお勧めです。

その他にも、大豆になる前の緑の状態が枝豆であったり、大豆から出来上がるまめもやしなどの商品もあります。
さらに、炒ってそのまま食べたり、それをすり潰せばきな粉にもなりますね。
本当に多くの食品にイソフラボンが含まれているのです。
ぜひ、単体ではなく様々な食品から摂取して、ついでに食生活を豊かなものにしていただきたいですね。